エピソード③ 不思議なお医者さん
不眠症改善にあたり、まず、最初に知人に連絡し、不思議なお医者さんを紹介してもらった。
ただ、名前と住所と連絡先を聞いただけで詳しくは聴かなかった。
教えてもらっても最初は躊躇し連絡出来ずじまいになりそうだったけど、思い切って連絡した。
たまたま、受付の人は出ず、先生本人が電話に出た。
診察は火曜・水曜・木曜のみ。開いている時間も限られているのは後から知った。
たまたまだったけど、当日大丈夫だと言われた為、診察に向かった。
場所は一見すると住宅に見えなくもないし、むしろ診療所にはとても見えない3階建ての建物。
階段を登り2階へ。受付の女性がいて、受付を済ませる。その後、診察室に案内される。
診察室は、書斎のような部屋で、部屋の一番奥の窓際には、大粒の細石の水晶が、山積みに積み重ねられている所が二つあった。また、七福神の置物や、小さいブッダの置物まで書斎に置いてある。なんとも不思議な部屋だ。
そして、机の上に、処方してある生薬が入った試験管が何本も置いある。
一通り、現在の状況を説明し、先生はたくさん並べてある試験管のうち3本を選んだ。そして1本づつ渡され、右手に持ってその後左手に渡して握るという動作を3回してくださいと言われた。
この動作は、何の意味があるか全く分からない。
ただ、この動作を繰り返した後、突然涙が出て止まらなくなった。
なんだこの現象は!?全く理解不能!
そして、あなたはエネルギーに敏感だね、一瞬でエネルギーを感知するんだね
涙が出たのは、おそらくあなたの神聖なサンクチュアリに触れたからだろう
と言われた。。!こんなこと言われたのは初めてだった。
そして、その後、15センチぐらいの棒(みたいなもの)を2本渡され、頭とお腹にあるそれぞれのポイントに、角度をつけて棒の細い方を軽く指し示して、2本の棒を自分で持つように言われた。
どんな感じ?と聞かれたので、私はこういう感じでしょうか?といって、手を動かして表現した。
私はたまに、自分なりのヒーリングで手を動かしている。ただ手を動かす理由や、理屈は自分でもよくわかっていないし勝手に動かしている感じに近いと思う。
このことは、誰にも言ったことはない。から、初めてブログで書いた。
霊感の強い知人が知っているくらいだ。
ただ、不思議なお医者さんなら、大丈夫かなと思って手を動かして表現してみた。
そしたら、その手つきはプロの手つきだね、そういう事をしているの?と聞かれた。
すると、変な表現だが、多分私じゃない人が、
今じゃない時代にやっていました。でも、私は今の人生で何も奉仕が出来ていない
って言ってた。
私じゃない人という表現について詳しく説明すれば、もちろん私が喋っているけど、たまにイタコ状態になった時、わたしではない人が話をすることがある。恐らく過去世の私か、私のガイドだろう。
だから今の私としては、へーそうなんだ!知らなかった!って思ったぐらい。
こういう現象がわかる先生でよかった。
最後に、生薬を処方されて終わった。
この不思議なお医者さんのところには、昨年行ったっきりで今年は言っていない。結論から言えば、この生薬で不眠症が良くなるわけではなかった。
不眠症の原因が生薬を飲んで治るものではなかったからしょうがない。でも、この先生は知る人ぞ知るスーパードクターだった事を後から知った。がん患者の方が通っている先生だった。
不眠症以外の別の症状が出たときか、もしくは健康維持を目的に、機会があったら行ってみようと思っている。
不思議な空間にもまた触れてみたい。
ともかく、不思議なお医者さんだった。